埼玉県八潮市の国道で2025/1/28に起きた陥没事故で,大掛かりな救出作業が進められている。5日目に入り,重機が陥没の底に入った。1秒でも早く救出されることを祈っている。 防災評論家が,地域の消防隊の対応について批判していたが,今回の初動は広域消防隊でも的確にできたかどうかはわからない。 事故現場は常に二次災害の危険がある。救助に向かった自衛隊や消防隊が災害に巻き込まれる可能性があるからである。慎重を期すのは当然だが,大胆な作戦も必要になる。地下にできた空洞の大きさも分からないし,さらに穴が広がる可能性もある。 そもそも,地下に空洞ができる最大の原因が,水道管の破裂による土砂の浸食である。2…