赤ちゃんを運んでくる幸せの鳥というイメージのコウノトリは国の特別天然記念物で世界的にみても希少な鳥のようで、IUCN(国際自然保護連合)で絶滅危惧IB類に指定されているそうです。 歌舞伎の隈取りのように赤く縁取られた目は威厳のようなもが漂い、体長1m前後、両翼を広げると2mほどと大型ですが体重は5kg前後と軽量なようで、内陸の湿原や沼湖、水田、遊水池などの湿地が生息環境のようです。 昔は日本国内でも広く生息していたそうですが、明治期以降の乱獲や農薬の影響などにより徐々に減少し1971年(昭和46)には国内の野生のコウノトリは絶滅してしまいました。 1965年(昭和40)からは兵庫県豊岡市で人工…