深川めし むきみ売り 棒手振り(ぼうてふり) 「あさり」は、縄文時代の昔から 日本人に最も親しまれてきた貝類です。 名前の由来には諸説あり、 浅い砂利 (「あ」+「さり」) の中に棲むからとか、 日本全国の海辺に数多く生息しており、 少し掘るだけで手軽にたくさん採れたため、 「漁る(あさる)」が語源になったとも 言われています。 深川めし 江戸時代、現在の東京湾には 多くの干潟があり、貝類の宝庫でした。 特に、深川一帯(現在の東京都江東区)は 「深川浦」(ふかがわうら) と呼ばれ、 潮が引くと砂が露出する砂州が広がり、 あさり、蛤、牡蠣、馬鹿貝(あおやぎ)が 豊富に獲れる漁師町として有名でした…