渤海国の東京竜原府に属する塩州の州城。日本と渤海を結ぶ「日本道」の起点とみられ、日本との通交の玄関口であったと推定される。ポシェット湾北岸に位置するクラスキノ古城に比定されており、現在でもその遺構が残っている。 「日本道」の起点 クラスキノ古城 城内の遺構 井戸跡と廃絶年代 契丹との交易 参考文献 「日本道」の起点 11世紀の初めに編纂された『新唐書』渤海伝には、以下の記述がある。 濊貊故地為東京、曰龍原府、亦曰柵城府、領慶・鹽(塩)・穆・賀四州。 渤海は濊・貊族の故地に東京竜原府(柵城府)を設置し、その下に慶州・塩州・穆州・賀州の四つの州が置かれたとされる。東京竜原府は渤海五京の一つで、現在…