漢字の細部にこだわる、誤った漢字指導がなくならない。そのことについて書いてきて、誤った漢字指導を擁護する人が使う言葉(用語など)について気づいたことがあった。そこで前回のブログで漢字の「字体」と「字形」を取り上げた。今回は漢字指導の「基本」と「応用」を考えてみたい。 漢字指導の「基本」「応用」については、このブログの「漢字を知らない議員同士の国会討論」や「未だに続くめちゃくちゃな漢字教育(2)」にも書いてきたが、この「基本」「応用」という言葉は、漢字教育では何を意味するのだろう。「基本」あっての「応用」などといわれるが、この言葉を漢字指導に当てはめると、どういうことが「基本」で、どういうことが…