楷書・行書・草書 漢字の書体で、私たちがまず習うのは楷書(かいしょ)という、字画を略したり続けたりせず、きちんと書く書体です。そのような「きちんとした公式な書体」のことを「正書体」といいます。私たちが役所などに出す公的な書類は、楷書で書くことになっています。 楷 書そして、正書体よりもやや崩れた書体である行書(ぎょうしょ)や、さらに流れるような書体の草書(そうしょ)というものもあります。 草書(左)・行書(右)私たちが書道を学ぶときには、まず楷書を習って、それから行書や草書を習うのが一般的です。では、楷書・行書・草書が生まれた歴史的な順序は、どうだったと思いますか? ぜひ、予想を立ててみてくだ…