漢王朝

※補足１：画像は中国動画共有プラットフォームで公開されている2010年製作の中国ドラマ『恕の人 -孔子伝-（原題：孔子）』より引用 ※補足２：各単語のカッコ内に発音のカタカナ表記を記載するが、カタカナでは正確な中国語の発音を再現できない為、あくまでイメージとしての記載に留まる。 ①巧笑倩兮，美目盼兮（巧みな笑顔のえくぼはなんと美しいことか、水のように澄んだ瞳はなんと魅力的なことか） ※画像：百度百科「春秋（中国历史时期）」より引用。 孔子一行の旅を少し振り返ろう。孔子は故郷である魯国で大司寇（行政長官）として国政改革を目指したが、強引な政策展開によって既存権力者との大衝突が発生し、これに敗北し…

野暮なことを語っても全くナンセンス、何の足しにも為ろうはずがない。 紀元前後の漢王朝の頃、紙が普及しない当時の人が竹や木片の札(ふだ)とか絹布に書いた簡帛(かんはく)文字を書道の観点で捉え簡帛書道として確立した中国人研究者陳松長・朱永霊の著作物を事もあろうに又また何食わぬ顔をして平然と此の御仁はパクりおったのだ、サルにも劣る破廉恥な人物なのだ。 茶壷らしき器と簡帛文字を包み隠さずサル真似同然に失敬してしまった。 中国人に笑われようともスバらしきものは素晴らしいのです。

※補足１：画像は中国動画共有プラットフォームで公開されている2010年製作の中国ドラマ『恕の人 -孔子伝-（原題：孔子）』より引用 ※補足２：各単語のカッコ内に発音のカタカナ表記を記載するが、カタカナでは正確な中国語の発音を再現できない為、あくまでイメージとしての記載に留まる。 ①司馬耕（しばこう/sī mǎ gēng）の弟子入り 堕落した衛国を見限って、新たな旅に出た孔子一行。次は宋国の領域に足を踏み入れた。そこで、孔子は司馬耕（しばこう/sī mǎ gēng）という新弟子を得る。字（あざな）は「子牛」。以前も記事で述べた通り、春秋戦国時代では、孔子のように尻尾に「子」が付く場合は「先生」を…

※補足１：画像は中国動画共有プラットフォームで公開されている2010年製作の中国ドラマ『恕の人 -孔子伝-（原題：孔子）』より引用 ※補足２：各単語のカッコ内に発音のカタカナ表記を記載するが、カタカナでは正確な中国語の発音を再現できない為、あくまでイメージとしての記載に留まる。 ①私は何をやっているのだ… 好き放題に王室を私物化している南子（なんず/nán zǐ）、耄碌して彼女に言われるまま動く霊公。彼らの不毛な宴に参加し、魂の抜けたような表情で投壺（壺に矢を投げて入れる遊び）を無理やりやらされて笑われる50歳過ぎの偉大な教師。人間は社会的な生き物であり、その社会の中で居場所を確保するためには…

華流ドラマ「三国誌 秘密の皇帝」第43話のあらすじは以下の通りです 第43話では、主要な登場人物たちの間で激しい駆け引きが繰り広げられ、ドラマの展開が一層深まります。この回では、劉平(りゅうへい)の自己犠牲的な決断と、司馬懿(しばい)の復活が大きなテーマとなっています。 劉平(りゅうへい)は、親友である司馬懿(しばい)を救うため、丞相の座を曹操(そうそう)に譲り渡すという衝撃的な決断を下します。この決断が、朝廷や臣下の間で大きな波紋を広げることになります。老臣たちは、曹操(そうそう)が権力を独占し、漢王朝が崩壊するのではないかと危惧しますが、劉平(りゅうへい)は冷静に分析し、曹操(そうそう)の…

華流ドラマ「三国誌 秘密の皇帝」第24話のあらすじは以下の通りです 第24話では、登場人物たちの複雑な思惑と相互関係がさらに深まる中、物語が緊迫感を増しています。鄴城では、劉平(りゅうへい)を巡る波乱が再び巻き起こり、彼の周囲の人物たちが織り成すドラマが展開されました。 まず、審栄(しんえい)が劉平に対して強圧的な態度で圧力をかけるシーンが印象的です。彼は、袁紹(えんしょう)への忠誠心から、劉平が名士たちと親しい関係を築くことに不安を抱き、その存在が袁紹の権威を脅かすものだと考えているようです。しかし、劉平はユーモアを交えながらも的確に反論し、彼の言葉に周囲の儒生たちは感銘を受け、審栄は面目を…

華流ドラマ「三国誌 秘密の皇帝」第20話のあらすじは以下の通りです 第20話は、登場人物たちの策略や成長、そしてそれぞれの思惑が交錯する見応えのあるエピソードでした。漢王朝の動乱の中、郭嘉(かくか)と任紅昌(じんこうしょう)の間には一瞬の安らぎが訪れます。郭嘉(かくか)は戦の重圧により体調を崩していましたが、任紅昌(じんこうしょう)が献身的に看病し、二人は次第に心を通わせていきます。しかし、その平穏も束の間、糧草が焼かれたという急報が届き、郭嘉(かくか)は再び戦の火蓋を切る決意を固めます。 一方、郭嘉(かくか)は劉平(りゅうへい)をおびき出し、唐瑛(とうえい)と潘揚(はんよう)を引き出す作戦を…

華流ドラマ「三国誌 秘密の皇帝」第17話のあらすじは以下の通りです 第17話では、物語が大きく進展し、登場人物たちの心情や行動が深く掘り下げられました。特に注目すべきは、西園衛の秘密の暴露、趙彦（ちょうげん）の悲劇的な最期、そして劉平（りゅうへい）の新たな決意です。これらの要素が、物語に強い印象を残しました。 物語は、司馬懿（しばい）の調査によって、西園衛の闇の部分が明らかになるところから始まります。西園衛は、闇殺者を訓練する秘密基地で、唐瑛（とうえい）の過去が浮かび上がります。彼女の過去に触れた司馬懿は、唐瑛に対して複雑な思いを抱きつつも、彼女が過去を忘れ、心を解放することを願い、優しく諭し…

先日話題にした話って、劉曄の父はいわば豪族の長、小部曲の領袖ってことなのだろうな。 つまり、ほぼ独立勢力化していて、漢王朝の法が基本通じず、劉曄の父が王様同然に振舞っていたのでは・・・。 その後に鄭宝なる一大勢力に目を付けられたというのも、劉曄自身が部曲を率いる存在だったから、ということじゃなかろうか。 つまり名声だけしかないのではなく、兵力を携えた独立勢力だったんだろう。 侍者を殺しても捕まるという話にならず、本人も父も殺人自体は悪いことと思ってないというのも、そういう独立勢力のトップの家の中のことだから、ということじゃないだろうか。多分ね。

・ ・ ・ 関連ブログを６つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ ｛東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博｝・ ２９２４年１１月１６日 ＹＡＨＯＯ！ＪＡＰＡＮニュース 草の実堂「【犠牲者数250万人？】国が滅ぶほど過酷すぎた隋の暴君・煬帝の大運河工事とは 目次 隋朝とは 隋の大運河建設 大運河建設の犠牲者たち おわりに 隋朝とは 画像 : 609年の隋王朝の領土 wiki c Ian Kiu 隋（ずい）は、中国史において幾つかの面で重要な役割を果たした王朝である。 西暦581年に楊堅（ようけん）が建国し、西暦618年に滅亡するまでのわずか37年間であったが、後世に大きな影響を及ぼした。 隋の…

※補足１：画像は正午阳光官方频道（正午陽光公式チャンネル）で公開されている中国大河ドラマ『清平乐 Serenade of Peaceful Joy（邦題：孤城閉 ～仁宗、その愛と大義）』より引用 ※補足２：各単語のカッコ内に発音のカタカナ表記を記載するが、カタカナでは正確な中国語の発音を再現できない為、あくまでイメージとしての記載に留まる。 ①沽名釣誉（グーミンディアオユー/gū míng diào yù） 前々回、前回に続く王拱辰（おうきょうしん/wáng gǒng chén）の騒動の顛末。滕宗諒（とうそうりょう/téng zōng liàng）の横領事件を発端とした権力闘争が、王拱辰（おう…

さて、今回は孫慮の紹介2回目じゃな。そんなに長くはならんが、今回は彼の評価、実績について見ていくこととしようかのう。