最近、ほとんど読書をしていない。 続けていた『ペスト』の朗読はコロナ終息の願掛けもあったので、 この騒ぎが収まらない限り読了する気が起こらない。 そこで、気になったのが『サピエンス全史』(ユヴァル・ノア・ハラリ)だ。 これはテレビ番組で耳に入り、 世界で1200万部も売れたベストセラー本だと知った。 図書館に行ったらその漫画版の人類の誕生編が新刊コーナーにあった。 漫画の苦手な私だけれど、早速借りて読んでみたら、 子供に分かるように面白く描かれていて、 文章でイメージするよりもとても分かりやすい。 内容は、なぜホモ・サピエンスが唯一の人類になったのかという話。 つまり、人には種類があって、 5…