濮上之音 今回は濮上之音(ぼくじょうのおん)です。 国を亡ぼす音楽のことです。 そんなのないでしょ。 中国の古代王朝「殷」の王様が作らせた音楽を「周」の時代に流していたことを、それは「殷」を亡ぼした音楽だから、やめた方が良い、と言ってやめさせたお話が元です。 「殷」も滅びましたし、その音楽を作った人も「濮水」に身を投げて亡くなりました。 ふーん。縁起悪いって感じかな。 出典は「礼記」でした。