ポロック生命体 作者:秀明, 瀬名 新潮社 Amazon 『ポロック生命体』 瀬名秀明著を読む。久しぶり。一時期、作者のロボティクス関連本を読み漁った。それ以来かも。AIがテーマの4つの短篇集。 実際、AIはどこまで進化している?AIって本当に人間を超えるの?読めば、AIの最新ネタを小説でわかりやすく面白く知ることができる。このあたりは作者の真骨頂だろう。 以下短いあらすじなり、感想なりを。 『負ける』「AIの将棋ソフト「舵星」が永世名人に勝った」。それはAIの能力が人間より優れていることなのだろうか。ここに出て来る将棋を指すロボットアーム「片腕」を実物で見てみたい。この一文が深い。 「人間が…