きな臭さが漂い続ける朝鮮半島 北朝鮮は11月に軍事偵察衛星を打ち上げたのに引き続いて、今月はICBMの火星18号を発射しました。 高角度で打ち上げられたため、飛距離は1,000キロほどでしたが、効率的な角度で発射すれば、10,000キロ以上の飛距離となるとみられ、アメリカ東海岸までを射程距離に収めるものと推定されています。 しかも、ミサイルは、燃料を事前に充填して保管しておける固形燃料式のため、短時間で発射できることから、発射を事前に把握することが困難です。 衛星打ち上げもICBM発射も明白に国連安保理決議に違反している行為ですが、国際社会の決定を一切順守しない国が着々と軍事能力を高めているこ…