私たちは、小、中、高校で、日本史、世界史をそれぞれ別に習っている。 しかしこの本は、安土、桃山時代の世界の動きと日本史を融合した本であった。 ヨーロッパで、宗教改革の嵐が吹き荒れて、プロテスタントが、勢い増した時代、宣教師は、インドへ向かいさらに、フィリピンから、日本へやってきた。 宣教師の目的は崇高なキリスト経の伝道だけでなく、イエズス会や、その資金を提供したスペイン王室は、日本の植民地化が目的であった。 1549年日本にキリスト経が伝来する。 そして、「1540年代に種子島に漂着した船につまれていた船から、日本に鉄砲が伝来した」と習った。 全く、「別の伝来である」と理解していたように思う。…