テレビの番組で自然や里山を扱ったものをよく見ます。最近、里山の棚田の良さが見直されているようです。耕作されずに荒れていた棚田が再び手入れされ、昔の姿によみがえっているところがあります。ひとつひとつ段差のある小さな田では機械が使いにくく、おもに手作業で行われています。農薬を使用しないか使用量を減らしているところが多く、昔いた水生動物や昆虫が戻りつつあります。そのなかで、豊かな自然がある証としてよく映し出されるのがホタルの幻想的な光です。夜の暗さとともに、カワニナやタニシなどの巻貝を餌とする蛍の幼虫には、きれいな水が必要だからです。 身の周りには点滅する光がたくさんあります。横断歩道の青信号、自動…