自由エネルギー原理とはイギリスの脳科学者カール・フリストンが2006年から提唱している、脳科学における原理です。 私が自由エネルギー原理というものの存在を知ったのは、去年の5月で、乾 敏郎、阪口 豊 著の「自由エネルギー原理入門: 知覚・行動・コミュニケーションの計算理論」に出会った時のことです。自由エネルギー原理入門: 知覚・行動・コミュニケーションの計算理論作者:乾 敏郎,阪口 豊岩波書店Amazon脳の機能に対して、生理学的な記述ではなく数式による記述がなされていたことと、その数式がディープラーニング関係のものとはまた異なった未知の内容だったことに衝撃を受けました。 その後この本を読んで…