息子のことだ! 本を読んでいるとそう思うことがよくあります。 『ブーバーに学ぶ 「他者」と本当にわかり合うための30章』 (斉藤啓一さん著)からの紹介です。 マルティン・ブーバーは、ユダヤ人でありながらイスラエルとアラブの和解のために生涯を捧げ、両民族から等しく尊敬された、偉大なる「平和の哲学者」。 他者と自己のうちに等しく「神」を見出す<我と汝>の思想は、アインシュタインをはじめ多くの偉人からの共感を得た。 たとえるなら、道の人とは、波に乗って進むサーファーのようなものである。 波が高ければ高いほど、荒々しく不安定だが、それにうまく乗れたサーファーは遠くまで運ばれていく。道に生きる人も同じよ…