1年納めの九州場所が間もなく始まる。 人気は上々で、九州場所では28年ぶりに15日間札止め、完売となったらしい。 貴景勝引退の寂しいニュースもあるが、新大関大の里に、再入幕を果たした尊富士の存在は場所を盛り上げるに充分。 今年ここまでの5場所は照ノ富士、大の里が各2回、尊富士が1回と3力士で優勝を分け合っている。 照ノ富士は令和5年以降、千秋楽まで勤め上げた3場所は必ず優勝。 逆に言えば、ほとんど休場しており、それはさすがに多すぎる。 初場所は進退を懸ける場所にしなければならない。 ここまででも立派に横綱の責任は果たしたと思う。 照ノ富士休場のチャンスを活かしたのが大の里と尊富士なのは、新しい…