もっけ(5) (アフタヌーンコミックス) 作者:熊倉隆敏 講談社 Amazon はじめに内容を紹介しておくと、神霊や妖怪にまつわる風習が残る田舎の村を舞台に、それらと直接関われてしまう人(姉の静流は見える体質で、妹の瑞生は憑かれやすい体質)の良い面と悪い面を描いた作品です。物語そのものが面白いのはもちろん、実際の伝承や、そこに登場する妖怪たちの蘊蓄話がストーリーに溶け込んでいて読みやすく、自信をもって奨められる良作だと思ってます。 この巻の感想ですが、ひょっとして、終わりが近付いてるんでしょうか? 進路選択に悩む静流の姿と、姉と離れることを不安に思いながらも着実に成長している瑞生の姿を見ると、…