寂しいニュースが飛び込んできた。「高層の死角」でデビューし、「新幹線殺人事件」などの本格ミステリーで高名な作家森村誠一先生が亡くなったのだ。ホテルマンだった経験を活かした、ホテルの構造や時刻表を使ったトリックが、僕はとても好きだった。 気さくな人柄しのぶ 森村誠一さんゆかりの熱海 観光、文化振興にも尽力|あなたの静岡新聞 (at-s.com) 後年熱海のマンションに仕事場を移し、引退されてからも熱海市のイベントに協力されるなど、この街にも貢献されている。山があり海もあり、かつ首都圏にも近いこの辺りは、作家先生にも人気だ。先年亡くなった西村京太郎先生も、隣の湯河原町で晩年を過ごされた。 森村先生…