森村誠一

森村誠一

(読書)
もりむらせいいち

ホテルマン出身の作家、小説家。1933年生まれ、埼玉県熊谷市出身。青山学院大学英文化卒。


12歳にして、日本で最後(8月15日未明)の熊谷空襲を体験。のちの「反戦平和」の原体験となる。
また、ホテルマン時代は、その「自分の個性を徹底的に消す」ホテルの職場環境を、「鉄筋の畜舎」と感じ、耐え切れずに、ビジネススクールの講師へ転職。
(「鉄筋の畜舎」時代への怒りは、初期エッセイで繰り返し、書かれている)
その後、ビジネス書の作家として出発。「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受賞し、推理作家へ転向。1973年に「腐蝕の構造」で第26回日本推理作家協会賞受賞。1977年に松田優作主演で映画化された「人間の証明」を中心とした、角川書店の角川春樹社長のブロックバスター戦略の中心的存在となり、一躍、ベストセラー作家に。(「人間の証明」は、映画化を前提に、角川春樹から依頼されて執筆した)
なお、「人間の証明」は、2004年には竹野内豊主演で再ドラマ化もされた。
また、七三一部隊をテーマにしたノンフィクション「悪魔の飽食」(共著)もベストセラーとなるが、右翼からの攻撃を激しく受け、また、写真の誤用問題でマスコミからもバッシングを受ける。
角川春樹とは、イデオロギーの差を越えて戦友関係にあり、角川春樹が麻薬事件で逮捕された時は、「角川書店の将来を考える会」を自ら主導して結成。その記録を「イカロスは甦るか―角川事件の死角」(ISBN:4876472386)として出版した。(ちなみに、「角川書店の将来を考える会」の集会には、CLAMPも参加している)

主な作品

  • 高層の死角
  • 腐食の構造
  • 超高層ホテル殺人事件
  • 人間の証明
  • 野性の証明
  • 悪魔の飽食

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