3泊4日の東京出張。毎年9月に明治大学で開催されている国際会議(International Conference on Economic Theory and Policy, 9月13-15日)に初参加し、研究報告を行ってきた。ネオ・リカーディアン(スラッフィアン)やポスト・ケインジアンと呼ばれる異端派の理論経済学者たちが主として集うこの国際会議は、僕にはかなり「畑違い」なのだが、今年はアダム・スミス生誕300年を記念する特別セッションが組まれる*1ということで、英語での報告機会を求めて――現時点では肺疾患の関係で海外の学会に参加することが不可能なので――参加することにした。僕の研究報告"Hi…