先ほど、カーテンを開け、窓を開けた。 不思議だ。 だって、今週火曜日には、「まだ蒸し暑い」 と友と言い合っていたが、その後、気温は急降下。昨日はついに最高気温が二十度を下回り、夜、カーテンを閉めたら、もう翌朝までカーテンも窓も開けない。 なのに、私はなぜかは知らねど窓を開けたのだ。 開ければ、当然、空を見上げる。 月と、そのすぐそばに輝く星ひとつ。 あれは何。 赤くないから火星ではない。 普段見ている星占いのサイトで、今日のチャートを表示させた。私には、これが一番手っ取り早いのだ。 月から一度しか離れていない位置に海王星があるが、この星は望遠鏡が発明されるまで観測されなかったぐらい暗く、肉眼で…