性同一性障害特例法から手術要件がなくなったと思った途端、次の項目である「非婚要件」まで違憲であるという訴訟が起きた。別に今更驚かないが。 申立人は50代の男性で、結婚前から性違和はあったが2015年に結婚。その後性同一性障害という診断を受け、戸籍上の名前を女性名に変更。家事審判では非婚要件は憲法が保証する婚姻関係を維持する自由に反しており、同性カップルの人権を制約するため正当性がないと主張するという。 非婚要件は2020年に日本では同性婚が合法ではないため、最高裁が合憲であると判断しているが、その後異性婚のみの結婚制度が地裁や高裁で違憲性をみとめる判決がでていることから改めて申し立てをしたとい…