何日か前から、セクシャルマイノリティに関する本を少しずつ読んでいます。 一度通読して衝撃を受けたものの、難解で十分に消化しきれなかったジュディス・バトラーの『ジェンダー・トラブル』を読み直しするための準備の一環でもあるのですが… その中で『ジェンダー・トラブル』が書かれた当時よりもさらに進んだ、現代のクィア研究についても知ることができて、よかったと思っています。 自分が個人的に、というか、ほとんどの人がそうなのでしょうが、いろいろと「違うもの」を一緒くたにして考えてしまっていること。 そうすると重大な間違いや混乱を招きかねず、結果、傷つけたり不幸にしてしまったりする人がいると考えると、知ること…