仕事終わりに上野の国立博物館にやって来ました。1月14日から始まったばかりの「特別展 ポンペイ」が目当て。普段から知性のかけらもないことを言い続けているあさかぜですが、これでも一応大学では古代ローマ時代をネタにして卒業論文を書いたぐらいには好きな分野です。 さて、このポンペイ Pompeiiとはイタリア半島の中南部にあった古代ローマの街。紀元79年のヴェスヴィオ火山の大噴火で火砕流と火山灰に飲み込まれ、一瞬にして歴史から消え失せました。その時のポンペイの人々にとっては悲劇以外の何物でもありませんが、18世紀まで手つかずのまま発見されることがなかったために、後世の我々にとっては当時のローマ人の生…