脇の下や首の下など、通気が悪く皮膚が重なっている部分が赤くて痒くなるのは、ほぼマラセチア感染症といって間違いありません。この皮膚病は、お腹側の皮膚と外耳道が赤くかゆみが強い症状が出ます。 起こりやすい季節・犬種・原因 梅雨時に症状が悪化することが多く、秋まで症状が続きます。特にシーズーなどの皮脂の多い犬種に多いです。原因は犬の皮膚の常在菌であるマラセチアという真菌の一種が異常に増える皮膚病)です。マラセチアは酵母菌の一種のため、イーストのようなにおいがするのも特徴です。夏に症状が最も見られますが一年中悩んでいるワンちゃんも少なくありません。 治療 治療は、抗真菌薬の入ったシャンプーや抗真菌剤内…