今回の寺社散策は、正楽院に続いて多摩地区立川市の「矢川弁財天」です。南武線西国立駅からは数分の位置にあります。 西国立駅から南下して行き、少し左に入ると崖下に大きな池のある矢川弁財天が見えてきます。 少し先に階段があり、そこを下ると参道の入口の社号標があります。 矢川弁財天の由緒 創建の年代、創建された経緯などは不明です。矢川のほとりに残っていた古い祠の弁財天を、土地の所有と共に継承したことが元となっているようです。大正時代の終わり頃、境内をつくり新しくお社を建立、「矢川辨財天」としてお祀りし、代々個人で守り継いでいます。その古い祠には、昔近くにあった「箕輪城」に祀られていた守り神であるとの云…