《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 1964年の東海道新幹線の開業によって、マロネ40形が充てられていた多くの優等列車が削減、あるいは廃止になると、旧型客車の優等寝台車は老朽化が進んでいたことや、より近代化された10系客車や20系客車が増備されたこと、さらに区分室(個室)の利用客が新幹線へ転移したことで需要が急速に減ったとこなどから、1960年代なかばまでに営業列車から退いていきました。 余剰となったマロネ40形は、一部が事業用車へ改造されていきます。その一つが、走行実験のデータ収集用の試験車であるマヤ40形でした。そして、これら4両の試験車は狩勝実験…