つまり、僕は独立国家をつくったのだ。 自分の人生をただ自分の手でどこにも属さずつくりあげている。僕はそういう人間だ。 なぜ、そんな人生になってしまったのか。 それには理由がある。 それは、僕が幼い頃から抱えている質問に、誰も答えてくれないからだ。だから独立国家をつくり、自分でそれをひたすら考えている。(坂口恭平『独立国家のつくりかた』講談社現代新書、2012) おはようございます。上記の「質問」とも関係することですが、小学校の教員になったときに、とても気になる言葉がありました。それは「発問」という言葉です。先生たちは「今日の授業は発問がよかった」や「発問がわかりにくい」や「発問をどうしようか考…