バナナツリー事件 つい最近の話。買ってきたバナナやミカンを、いつもの高い棚の上にあるバナナツリーとミカン籠に掛けたり入れたりしようとして、(何でこんなことをまだしているんだろう)と気づいた。 習慣とは恐ろしいもの。猫の息子がいたずらをしてしまうので、フルーツ類は書斎の事務棚の一番上が定位置になっていたのだ。 多くの猫が嫌って逃げると聞くミカンなのに、息子はマタタビや山椒のように大好き。ミカンをコタツの上にでも置いておくと、さあ大変だ。ミカン籠に頭をこすりつけて籠を落とし、まさにラリっているような状態でよだれを垂らし、コタツ板の上でお腹を出して伸びていた。 バナナではラリってしまうことはないのだ…