猿号擁柱 今回は猿号擁柱(えんごうようちゅう)です。 弓の名人「養由基(ようゆうき)」が弓を準備しただけで、サルが柱にしがみついて恐ろしさのあまりに号泣した、という故事です。 頭の良いサルだなぁ。そんなにしっかり判っていたなんて。 そっちですか。この言葉は「淮南子」に 未発而猿擁柱号矣 とあります。 要するに、まだ発射されてないのに猿が柱にしがみついて泣いている、と言うことです。 なるほど、じゃあ、「淮南子」から出てきた言葉なんだね。 そういうことです。