大和の西玄関・王寺町の総鎮守・王子片岡神社。 王寺小学校のすぐ西側にある、朱色の鳥居の神社です。 (王寺町の総鎮守) 片岡神社は、奈良県北葛城郡王寺町の総鎮守で、 平安時代 に書かれた 法制書 である「新抄格勅符抄(しんしょうきゃくちょくふしょう)」には806年に片岡神社の農民のことが出ているそうです。 (雨乞いの神様) また、この神社では、祈雨の祭祀が行われていたようで、雨乞いの神としても朝廷からの崇敬が厚かったようです。「延喜式」臨時祭の祈雨神祭八十五座の一座に含まれ、「三代実録」貞観元年(859年)九月八日の条には、風雨のために祈ったことが記されています。 雨乞い・・・当時の農業は、日照…