三 野口整体(身心一如)の心と科学(心身分離)の心の相違― 科学の理性的認識と現代人の心 今日から第三章三に入ります。 ここでは「科学的、とはどういうものの見方をすることなのか」を、心身関係の面から述べていく内容が主体となっています。 私は、デカルトとニュートンという人がどういう事を考えた人で、彼らが今の私たちにどんな影響を与えているのか…というのは、野口整体を学び、その過程でこうした内容を勉強するまで知りませんでした!今読んでも、つくづく「すごいことだなあ」と思います。 でも金井先生は、カウンター・カルチャーの時代に入門しただけあって、若いころ、こうしたポストモダン的思想問題には触れていたそ…