世界の昔話を理科と算数で検証するという、適当にやったら白けそうな検証本です。 この本はガチ目で検証しているので「なるほどなあ」と思いました。 昔話は昔話として普通に読むのが一番面白いと思うのですが、別目線から見てみるのもたまにはいいものです。 検証されているのは「ブレーメンの音楽隊」「ありときりぎりす」「ヘンゼルとグレーテル」「おおきなかぶ」「七夕伝説」「うさぎとかめ」「ラプンツェル」「てぶくろ」「人魚」です。 驚いたのが「うさぎとかめ」がギリシャのお話だったということ…てっきり日本のお話とばかり思っていました。まんが日本昔ばなしでも見た記憶があるのでいわゆる「あるある」的な昔ばなしなのでしょ…