1 蒸留の実験に共感 「理科教室」の論文を読んで、直接著者に感謝の気持ちでハガキを書きました。それは、2024年2月号、3月号に掲載された論文を読んで、内容はその論文は中学2年生の「蒸留の実験」です。この単元に長く疑問に思っていたのですが、論文ではくわしく解説し、誤りも指摘していて、思わず書きました。 著者は千葉県のアルケミストの会の会員の山本喜一さんです。山本さんとは20年ほどまえに千葉県館山で行われた盛口襄さん主催の研究会「安房科学塾」でお目にかかったことがありました。また、東京で行われた科学体験活動でもお目にかかり、お名前はよく知っていました。しばらくお目にかかっていなかったですし、私の…