米国・ダラスに本拠を置くエネルギー大手のエナジー・トランスファーが、環境保護団体のグリーンピースを名誉毀損で訴えた裁判の審理が米国時間2月24日に始まった、と報道された。 エナジー・トランスファーは、石油パイプラインのダコタ・アクセス・パイプライン建設プロジェクトに対する抗議活動によって、3億ドル(約450億円)の損害を被ったと主張して、グリーンピースを提訴。 グリーンピース側は、この裁判でエナジー・トランスファー側に有利な判決が下された場合に、同団体が財政難に陥り、50年以上に及ぶ活動に幕を閉じる可能性があると発表している。 トランプ大統領が就任したことで、米国内での裁判は、石油大手側に有利…