昔々、何度も疫病が流行しました。 当時は、なにが原因で疫病が蔓延するのか、科学的に不明でした。 どうやら、人から人へ感染するということしかわかりません。 原因がわからないので、なんとか疫病を落ち着かせようと、人々は祈るしかありません。 日本では仏教が伝わっていましたから、仏に祈るしかありません。 本来の仏教の教えとは少し違うかもしれません。 当時の政治家の策略と合致して、大きな仏像、お寺が建設されました。 そのシンボルに対して、人々は祈りをささげます。 さて、祈るという人間様の行為はいまも健在ですが、大昔とは状況が異なります。 薬もあればワクチンもあり、疫病の原因もわかります。 原因を避ければ…