不謹慎な内容かも知れませんので、予めお断りしておきます。 背水の陣、というと、日本では諺というか、故事成語として知られています。自ら逃げ道を捨てることによって、決死の覚悟を持って臨むとか、そういう感じの言葉です。ですが、本来は、背水の陣は退路がないことから、攻撃を受けてしまえば退くことが出来ないため、被害が大きく、全滅や壊滅の恐れがあることから、やってはいけない布陣のひとつだったわけで。歴史上、あえてそれをやって勝利を得たのは、楚漢戦争時代の元帥、韓信だったかと記憶しています。で、その印象が強く、背水の陣は勝利のための作戦のように伝えられたのだと思いますが、本来は、やってはいけない愚策であるわ…