午後はタラから更に北へ向かい 聖地モナスターボイスに着きました。 ここで有名なのはハイクロス。 十字架に円環がついているのが特徴です。 これはケルト人がもともと 太陽信仰だったからだそうです。 大きな石に聖書のレリーフが刻まれています。 この頃の教会には布教だけでなく 教育の目的もあったようで 文字が読めない人たちのために 聖書の物語を表現してあります。 それにしても十字架に太陽や輪廻を意味する 円環をくっつけちゃうなんて大胆ですよね。 新しいものを受け入れるけれど 自分たちの伝統や誇りは捨てないという ケルトの人々の逞しさにつくづく感心します。 と、ここまで書いてこの本を読んだら その理由が…