菅江真澄のテキストを校正していて、苦労するのは正確な漢字を探すことだ。 OCR、つまり「光化学文字認識機能」によって、文字画像から文字データに変換させているのだが、時にはとんでもない文字として認識されている間違いがある。 そんな時には、まず、漢字の読みがわかっていれば、かな入力をして、漢字変換してみる。 だいたいは、これで解決するが、それでも、正しい漢字が出てこないことも多い。 次に、ウィンドウズ付属の「IME Pad」を使う。 これには、「総画数検索」、「部首検索」、そして「手書き検索」がある。 「総画数検索」は、画数を数えるのも面倒だが、候補の文字数が多すぎてそこから目的の漢字を探すのはむ…