皆さんこんにちは。「里得木」です。今回は『水』が異常液体と呼ばれている理由について書いていきたいと思います。異常液体というのは、「典型的な液体の諸法則のいずれかがなりたたない液体」のことです。 ①固体になると膨張するほとんどの物質は固体になると収縮するのですが、水は固体になると膨張して密度が低くなります。そのため、氷は水に浮くことができます。この性質がなければ、氷河や氷山は沈んでしまい、生態系に大きな影響を与えるでしょう。 ②高い比熱を持つ比熱とは、物質の温度を1℃上げるのに必要な熱量のことです。水の比熱は4.18 J/g℃で、他の物質よりも高い値です。この性質があるため、水は温度変化に対して…