「逢佛殺佛」 は、語録の王といわれる 臨済録の特に有名な偈です。逢佛殺佛 逢祖殺祖逢羅漢殺羅漢 逢父母殺父母逢親眷殺親眷 始得解脱仏に逢うては仏を殺し、 祖に逢うては祖を殺し、羅漢に逢うては羅漢を殺し、 父母に逢うては父母を殺し、親眷に逢うては親眷を殺して、 初めて解脱を得ん対象と感覚が触れて生じる識別領域の妄想を、 なんであろうと片っ端から殺しまくれ と言ってるんです。 臨済禅師はそのために 「自分を徹底的に信じよ」 と教えてるんです。臨済禄は全編ほとんどそれしか書いてないと、おれはおもう。 悪魔との対話 サンユッタ・ニカーヤ 中村 元訳 第2章第9節「耕 作 者」より引用させていただきます…