百合ヶ浜は大金久海岸(おおがねくかいがん)の沖合1.5kmのリーフの内側に、春から夏にかけて中潮から大潮の干潮時だけ現れる純白の砂州です。百合ヶ浜の現れるタイミングは潮の満ち引きによって変わり見られない日もあるため、まぼろしの浜と呼ばれています。与論の方言でユリバマと呼ばれる百合ヶ浜は百合のように白いため「百合ヶ浜」という漢字がつけられました。百合ヶ浜には、「星の砂」と呼ばれる星のかたちをした砂があります。星の砂は海の中にいる生物の殻で、サンゴの棲むきれいな海でしか見られません。与論島では、この星の砂を歳の数だけ拾うと幸せになるという言い伝えがあるそうです。百合ヶ浜へは、大金久海岸からグラスボ…