23日は前日の強烈な上げを打消すような下げ。短期的には当面のピークを打ち、下げに転じたと見ることができるが、深押しするか否かは、現時点ではまだわからない。それにしてもこの乱高下。今月に入って既に2度目だ(1度目は僕が70万を超える損失を計上した今月上旬)。金相場がこのような波動を描いている大きな理由は、トランプ大統領にある。西欧が長い年月をかけて獲得した、自由、民主主義、法の支配という諸原則を、場合によっては無視(あるいは軽視)し、陰謀論や恫喝、自己保身を拠り所とする刑事被告人であった者が世界一の強国のリーダーとなった世界で、今後少なくとも4年間、我々は生きなければならない。ウンザリするが、こ…