超高齢者において、加齢とともに認知機能が低下するのは、避けられないのは確かです。年齢とともに、忘れっぽさは増加することももちろんですが、臨機応変の対応力の低下、活動性の低下など様々な面で、現役時代に比べればだいぶ落ちてきてしまいます。 しかし、この加齢現象は、日常の活動性も含めて様々な条件により個人差が大きく出てきます。この個人差が大きいことが、間違いを起こしてしまうことがあります。 例えば、老夫婦で、旦那さんがとても外交的で、90を越えてもゴルフなどをして活発に活動している一方で、奥さんは、自宅で内向的に静かに過ごしていらっしゃった場合は、時には大きな差が出てくることがあります。 旦那さんか…