死んだら、こんな世界が待っていた!広告代理店のサラリーマンが、突然、黄色いTシャツ姿の「守護霊」と会話ができるようになってしまった経験を綴って大人気になったブログ「あの世に聞いた、この世の仕組み」。 そのブログで連載していた小説「極楽飯店」に加筆してまとめたもの。主人公は、反社会的な人生を送り、仲間に殺されてしまった男。悪行を自覚していた彼は「地獄」行きを覚悟していたが、着いた場所はどうも「地獄」とイメージが違う。美しい町並みに居心地のいいマンション。しかし、「食事」にありついたとき、彼は「地獄」の本当の意味を知る・・・・・。独特のユーモア溢れる筆致で、「私たちは本当はどんな存在なのか」という…