恐竜学者。1959年東京都生まれ。父はイラストレーターの故・真鍋博。 1994年イギリス・ブリストル大学理学部地球科学科で博士号を取得。現在、国立科学博物館地学研究部主任研究官。最近は、ジュラ紀と白亜紀、白亜紀と第三紀といった大きな時代の境界における爬虫類・鳥類、そして生態系の変化に関心をもっている。
わたしはからだをくねくね、すいすい泳ぎ、 口をぱくぱく動かして食べることができた、魚のみんなのおばあちゃん。 わたしは爬虫類や、哺乳類たちみんなのおばあちゃん。 陸に上がり、すーはーと空気をすったり、はいたり。 足で地面をはいはいして進むことができる。 わたしは哺乳類みんなのおばあちゃん。 こどもをぎゅっと抱きしめて、うれしいときには声を出して鳴く。 わたしは人間たちみんなのおばあちゃん。 二本の足で歩き、みんなでおしゃべりをしたり会話を楽しみます。 いろんな進化での大切な分岐点に立った、おばあちゃんが主人公になっている絵本。 人間が誕生するまでに、たくさんの進化を経たことがわかる。 進化の系…