恐竜学者。1959年東京都生まれ。父はイラストレーターの故・真鍋博。 1994年イギリス・ブリストル大学理学部地球科学科で博士号を取得。現在、国立科学博物館地学研究部主任研究官。最近は、ジュラ紀と白亜紀、白亜紀と第三紀といった大きな時代の境界における爬虫類・鳥類、そして生態系の変化に関心をもっている。
いきなり本題に突入して申し訳ないのだが、下の写真に見覚えはないだろうか?見覚えがあるという方、察しの通りの話を展開していく予定であるため、この時点でブラウザバックをしていただいて構わない。 『恐竜博2019』で展示された当時未記載のオヴィラプトロサウルス類、のちのオクソコのホロタイプ標本MPC-D 102/110。なぜかこれ1枚しか写真を撮っていなかった。 過去恐竜博では時に未記載の化石が展示されることもあり、そういった将来が楽しみな標本の展示というのも、特別展の楽しみの一つである。そういった未記載展示標本は後々に記載されることが多々あるわけだ。『大恐竜展 ゴビ砂漠の脅威』に展示されていたトロ…
Hello♡ 5歳の女の子と3歳の男の子を育てる、絵本大好き母です。 絵本や図鑑に頼りながら子育てをしている毎日です。 クリスマスツリー、出しました🎄 本棚を子供部屋から、床暖房のあるリビングに移動しました。 遡ること5年前、1歳の娘の誕生日に義父にプレゼントしてもらったはじめての図鑑はこちら💁🏻♀️ はっけんずかん しょくぶつ しょくぶつ まどあきしかけ (はっけんずかん) [ 澤田知恵子 ]価格: 2068 円楽天で詳細を見る 息子は生まれたときから娘の図鑑が身近にありましたが、1歳のお誕生日に義父にプレゼントしてもらった図鑑がこちら💁🏻♀️ やっぱりはっけんずかん🐬 うみ 改訂版 (…
公式発表直後にこんな記事を書いたわけだが、当ブログの閲覧ランキングの栄えある1位がぶっちぎりでこれになってしまったわけである。ズールとかシレサウルス科とか、他に読んでいただきたい記事もあるにはあるがそれはそれであり、当ブログに来ていただいたことそのものに感謝である。 さて、前回記事は妄想と銘打ったものの、「鎧竜を含む装盾類が主役になるかもしれない」と書いたのみであり、具体的にだれが出るとか、骨格総数がいくつになるとか、そういったことは予想していなかった。というわけで今回の記事からいよいよ本格的に予想をしていこうというわけである。そのためにはやはり前例がどういった内容だったのかというデータが必要…
You Tube第6弾「ガビチョウさん」 についてお送りします ざっく〜😀 You Tube動画の六発目を発射ー❗ ################################### それではスタート。 先日メールボックスを確認すると、 「ハンドル」についてのメールが着ていました。 You Tube上でとれるドメインみたいなものだと思いました。 早速、単純明解なハンドルを取得しました❕ ▼ハンドル https://www.youtube.com/@zakux そして今回の動画▼▼ youtu.be 動画内にリンクを貼るなど工夫してみましたが、まだまだ粗削り。 うまくいきません。 特に音声の…
当ブログではまったくもって解説するチャンスがないが、白亜紀後期の北アメリカを語るうえで欠かせない用語が存在する。「西部内陸海路(Western Interior Seaway)」「ララミディア」、そして今回の話の中心となる「アパラチア」である。 白亜紀は地球温暖化により海水面が現代基準より200m程度上昇していた。これに加えて北米大陸ではロッキー山脈の造山運動(ララミー変動)の影響により、大陸中部が沈降する現象が起きていた。これにより北米大陸の中央部、北極海からメキシコ湾を貫く長大な内海ができあがった。これこそが白亜紀後期の北米大陸の気候から生物進化に大きな影響を与えた「西部内陸海路(West…
手足を持った魚たち―脊椎動物の上陸戦略 シリーズ「生命の歴史」〈3〉 (講談社現代新書) 作者:ジェニファ クラック 講談社 Amazon 『手足を持った魚たち―脊椎動物の上陸戦略 シリーズ「生命の歴史」〈3〉』ジェニファクラック著松井孝典、真鍋真、池田比佐子訳を読む。 書き下ろし「生命の歴史」シリーズ。『カンブリア紀の怪物たち』『失われた化石記録』に続く3冊目が本書である。 人のルーツは魚だったといわれる。その証として胎内での人間の最初の生命が魚に酷似しており、次第に人間らしくなっていく、そんな図版を目にした人も多いだろう。 さて本書の舞台となるのはデボン紀。今からおよそ4億1000万年から…
だれしも、何か新しいことを始める時には何かしらのきっかけが存在するというのがお約束であろう。かく言う筆者も、当ブログを始めるにあたってはきっかけとなったできごと(と言うか論文)がいくつかあるわけだ。一つ目は「ティラノサウルス属が3種に分けられる」という仮説である。こちらの方はティラノサウルスという有名人がかかわる衝撃の強い話であったため、すでに多くの恐竜系ブログで言及されており、これに関しては時期を逃がしたまま書く必要がなくなってしまった感じである。そして二つ目は、今回のテーマとなる「シレサウルス科、基盤的鳥盤類側系統説」である。こちらの方はシレサウルス科が界隈においてもマイナーなグループであ…
沖縄旅行の前後1週間ずつ、実家で過ごしました。実家と言っても私が育った場所ではないので友達はいないです。残念乍。実家と地元は同意語ではない。転勤族あるある!?じゃあ地元は何処かと問わてるとオランダ、ドイツ、東京と中途半端にあちこちにあって一箇所ではない。でも今住んでいる国が人生で一番長く住んでいる国なのでここが地元になりつつあるのかな…。 話を戻しましょう。 エネルギー有り余っているキッズを相手するのは大変でした。炎天下の為外出先はどうしてもインドアになりますがコロナ禍もあり選択種が限られています。本当は公園に行きたくても暑くて無理。日本の子供達とご家族は夏休みどう過ごされているのでしょうか?…
2022-08-08 文献追加しました。 荘川化石フォーラム「講演会の部」 【日時】 2022年8月7日(日) 9:00-12:00 【場所】 荘川総合センター文化ホール(〒501-5492 岐阜県高山市荘川町新渕430番地1) 【内容】 (案内より) > 荘川化石フォーラム「講演会の部」では、岐阜の手取層群に関する新知見や約35年にわたる岐阜の恐竜化石研究に加え、最新の研究成果やこれからの展望について、3名の講師の方々に紹介いただきます。 世話人:高津 翔平(岐阜県博物館) 講師: 真鍋 真(国立科学博物館 標本資料センターコレクションディレクター他) 伊左治 鎭司(千葉県立中央博物館地学研…
学生さんたちは、そろそろ夏休みを待ち遠しく思っているのではないでしょうか。 夏休みと言えば、作文が辛い課題図書。 夏休みを過ぎても課題図書を読み終わらなかった昨年の失敗に学び、今年は課題図書が発表された4月から着々と準備を進めてまいりました。 課題図書って意外と早いうちに発表されるんですね~。 おかげさまで、今年はばっちり、全学年全図書をご紹介しますよ! ↓ 今年の課題図書は公式サイトで紹介しています!↓ dokusyokansoubun.jp 今回の記事では、小学校低学年の課題図書4冊を紹介していきます。 目次 ❶『つくしちゃんとおねえちゃん』いとうみく❷『ばあばに えがおを とどけてあげる…
こんにちは! 今回紹介するのは学研ホールディングス(9470)の株主優待です。 ir.gakken.co.jp ・権利確定月は9月 ・100株以上(G3)で学研モールクーポン2,000円分 ・400株以上(G2)で4,000円相当の商品セット、サービスクーポン、学研モールクーポン4,000円分のいずれか1つ ・1200株以上(G1)でG2から2つ、もしくはG1対象のサービスクーポン、または学研モールクーポン8,000円から1つ ・2021年から400株以上を3年以上継続保有で図書カード追加 となっています。 ちなみに2020年の株主優待はこちらでした。 muto-aiko.hatenablog…
昭和の香りがまだ残る前期平成紀*1に生まれた方々は、日本の恐竜研究が大きく変わっていく様子をリアルタイムで体感した世代かと思われる。日本で恐竜化石は見つからない、と言われた時代は遠くなったが、やはり日本では海外のような一体分の全身骨格は産出しづらいとされていた時代である。ましてや命名なんて夢のまた夢…、だった。2000年12月にフクイラプトルが記載されるまでは。 それから4半世紀が経過して、日本の恐竜事情は大きく変化している。岡山理科大や北海道大学など、恐竜研究を行う研究室や研究機関は着実に増加している。恐竜産出の報告地域も増えていき、北谷層以外にも注目される産地が目白押しだ。図鑑にフクイラプ…
【小室眞子さん「今がいちばん幸せ」夫・圭さんが連続不合格も漏らしたNY生活の本音】https://t.co/DViCzrn2wx小室さんがカメラマンの前で思わず見せた笑顔。それは日本総領事館や日本政府の非公式的な保障がある限り……#小室眞子さん #小室圭さん #ニューヨーク #女性自身[@jisinjp]— 女性自身【公式・光文社】 (@jisinjp) 2022年4月26日 ビザに収入の問題、眞子さんの小室さんの実力への不信……、多くの媒体が小室夫妻の“NY生活継続の危機”を報じている。だがNYのある日系人によれば、小室夫妻は現在の状況について、こう漏らしているというのだ。「NYに来て本当に…
小室圭さん「司法試験不合格」で宮内庁内から聞こえる「特別扱い説」「元皇族の夫の肩書きがはらむリスク」https://t.co/IocQf6Kye2#小室眞子さん #小室圭さん #皇族 #宮内庁 #司法試験 #デイリー新潮 @dailyshincho— デイリー新潮 (@dailyshincho) 2022年4月24日 「眞子さんは皇籍離脱しており、その動向について表向き宮内庁は関与しないとのスタンスではありますが、将来の天皇陛下の姉であることは変わらず、情報収集を続けているというのが実態です。一方で秋篠宮さまとしては、圭さんのことで宮家のレピュテーション(評判)に影響があることを気にされている…
こんにちは。いこです。 ぎーくんが持っている恐竜図鑑がとてもおすすめなので、ご紹介します。 2〜6歳におすすめ 『MOVEはじめてずかん きょうりゅう』 3、4歳頃に恐竜に興味をもつお子様、多いと思います。 まさにそんなお子様におすすめの図鑑です。 「MOVE=うごきの中で、自然や生きもののほんとうの姿を伝える」というコンセプト通り、 躍動感と迫力のあるイラストが魅力です。 また、DVD付きで、飽きずに恐竜のことが学べます。 はじめてのずかん きょうりゅう (講談社の動く図鑑MOVE) [ 小林 快次 ]価格:1760円(税込、送料無料) (2022/4/10時点) 楽天で購入 この図鑑を選ん…