三国志 Secret of Three Kingdoms(以下、三国機密)47回では、曹操の『短歌行』が出てきました。 曹操は、”治世の能臣、乱世の奸雄”といわれ、武将であり、政治家でもありましたが、文才もあり、彼の時代を代表する詩人のひとりですよね。 今回は、その『短歌行』をご紹介します。 三国機密の中で引用されたのは以下の読み下しがある部分でした。 ーーーーーーーーー 對酒當歌 人生幾何譬如朝露 去日苦多慨當以慷 幽思難忘何以解憂 惟有杜康 酒に対して当に歌うべし 人生幾何ぞ譬えば朝露の如し 去る日は苦だ多し概して当に以て慷すべし 憂思忘れ難し何を以て憂いを解かん 唯だ杜康有るのみ ーーー…