ライトノベル作家。1978年、岩手県生まれ。 「耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳」で第10回(2008年)えんため大賞小説部門優秀賞を受賞し、同作でファミ通文庫(エンターブレイン)からデビュー。
耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫)
耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 (ファミ通文庫)
耳刈ネルリと十一人の一年十一組 (ファミ通文庫)
クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門 (ファミ通文庫)
ヴァンパイア・サマータイム (ファミ通文庫)
後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール (スーパーダッシュ文庫)
この記事にはプロモーションが含まれています。 ランキング参加中ライトノベル ランキング参加中読書 ようこそ、シュガーです。 ガガガ文庫から発売されているライトノベル 著者:石川博品 さん イラスト:syo5 さん 冬にそむく を読みました。 冬にそむく (ガガガ文庫) 作者:石川博品 小学館 Amazon このライトノベルがすごい2024新作部門14位、文庫部門25位にランクインした作品。 感想、レビューを書いて行きます。 いつも通り個人的な評価です。 多少のネタバレが含まれます。 では行きましょう。 冬にそむく 内容紹介 ストーリー あらすじ 感想 レビュー 評価 まとめ 冬にそむく 内容紹…
このブログを開設しておきながら、全然本を読んでいなかった。少しでも時間があくと、活字を読むのが辛くなる。しかも今回はグロくて、エロくて、「喪失」の物語だ。途中で断念してしまおうと何度も思った。 けれど、頑張って読むものだ。絶対泣かねーよ、と思ったのに、最後の行を読んだ時、目頭が熱くなって涙がこぼれた。 『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』。私がライトノベルはほとんどと言っていいほど読まない理由は、すごく直接的な表現――それこそグロだエロだと言ったもの――そして思春期の日に置き去りにした、不条理に対抗するための妄想的な熱――を直視するのが辛いからだ。だけれど、この作品を読むと、「ライトノベル…