ここ半年ほど茅ヶ崎海岸で大掛かりな護岸工事が行われている。 海底の地形のせいなのか、それとも海流のせいなのかサザンビーチの東側、辻堂寄りの砂浜が毎日少しづつ侵食される。自然に任せていたらすぐ脇を通る国道134号にも影響しかねないため、それを防ぐための工事で最近はそれが毎年の恒例行事の様になっている。 工事そのものは1キロほど離れた西浜から何台ものダンプカーで大量の砂を運んできて、削られた護岸に再度積み上げるというものだが、その結果積み上げられた幅20メートルほどの護岸も半年もするとすっかり侵食されて半分ほどになってしまう。 そのせいで海底の地形も変わってしまうようで、波を求めるサーファーたちの…