今回は有斐閣アルマシリーズの「社会政策 福祉と労働の経済学」について要約していきます。主に社会保障制度と労働政策についてその制度設計の確からしさをミクロ経済学のモデルを用いて立証・解明しようとする仕立ての本です。本書はテーマが膨大な為、2回にわけて要約を進めていきます。後編の今回は社会福祉論にフォーカスして内容をまとめていきます。 ※前編の要約は下記※ ■要約≪社会政策 福祉と労働の経済学(前編)≫ - 雑感 (hatenablog.com) 「社会政策 福祉と労働の経済学」 ■ジャンル:経済学・社会学 ■読破難易度:低~中(前提知識がなくても読むことが出来る構成となっていますが、典型的な大学…